牡蠣は海のミルクと呼ばれるぐらい栄養が豊富と言われていますが、どれくらい豊富なのでしょうか？
また牡蠣の栄養をいっぱい摂取する方法も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください！
高いけど、高い分栄養豊富だよ！
牡蠣100ｇ（むき身5個）あたりの栄養は？
カロリー 60kcal
タンパク質 6.6ｇ
脂質 1.4ｇ
炭水化物 4.7ｇ
牡蠣は貝類であるため低カロリーな食材です。
カロリーが低いのでお金の心配がなければたくさん食べたいですね！
牡蠣のビタミン・ミネラルには、以下の物が多く含まれています。
・抗酸化作用がある
・赤血球の溶血防止
・生殖機能を正常に保つ
・DNAの合成を助ける
・ビタミンB12と共に赤血球を作る
・胎児の先天性異常リスクの低減
・葉酸と供に赤血球を作る
・神経の働きを正常に保つ
・細胞の遺伝情報が詰まった核酸や、アミノ酸、たんぱく質の合成を助ける
・神経細胞内の表面にある脂質膜の合成
牡蠣を食べると精力がつくと言われていますが、その理由の一つとしてビタミンEの効果が挙げられます。
またナッツにもビタミンEが多く、精力をつけてくれます。
古代ローマのカエサルは牡蠣が大好きだと言われていて、精をつけるために食べていたのかもね！
・骨や歯を発育・形成する
・筋肉を収縮させる
・神経の伝達に関わる
・さまざまな酵素を活性化させ、エネルギーを産生する
・体温や血圧を調節する
・ヘモグロビンの材料になる（赤血球が酸素を運びやすくなる）
・ミオグロビンの材料になる（筋肉が赤血球から酸素を受け取りやすくなる）
・チトロームという酵素の成分になる（代謝などに必要な酵素を活性化させる）
・細胞の新生を促進
・体内でさまざまな酵素の構成成分になる
・インスリンの構成成分となる
・味覚・嗅覚を正常に保つ
・皮膚・骨格の発育を維持する
・体内のテストステロンの量を増やす
・体内にある多くの酵素の成分となる
・鉄の吸収とヘモグロビンの合成を助ける
・メラニン色素の生成をする
・抗酸化作用のある酵素を作る
・骨の形成を助ける
・発育を促進する
・基礎代謝を促す
・体内の過酸化脂質を分解する
・活性酸素を除去する酵素の構成成分になる
・甲状腺ホルモンを活性化する酵素の構成成分になる
・有害物質を無毒化する
・糖質や脂質の代謝を助ける
・痛風の原因になる痛風の代謝に関わる
・鉄分を利用し造血作用を促進する
という訳で牡蠣にはミネラルが豊富に含まれています。
牡蠣には亜鉛が豊富に含まれていて、亜鉛には男性ホルモンであるテストステロンの量を高めます。
なので牡蠣は男性に嬉しい食材でもあります！
さらには鉄分が多く、ヘモグロビンの材料になります。
さらには葉酸・ビタミンB12と言った赤血球を作るビタミンや鉄の吸収・ヘモグロビンの合成を助ける銅も多く含まれています。
なので貧血には牡蠣がぴったりです。男性だけでなく女性にも嬉しい食材です。
ではミネラルの多い牡蠣はミネラルの過剰摂取になるのではないのでしょうか？しかし
ミネラルの吸収率は低いです。
例を挙げると亜鉛の吸収率は30％です。
次はこの低いミネラルの吸収率を上げる方法を見ていきましょう。
吸収率が低かったら、いっぱい食べても意味ないね…
ミネラルの吸収率を上げるには？
クエン酸が入った酸っぱい物と一緒に食べる！
なぜかというと？
１．酸味の刺激によって唾液や胃液の分泌量が増え、消化が良くなる。
２．胃酸があまり薄まらないようにする。
３．ミネラルを包み込んで一緒に吸収される
そんな訳でクエン酸が入った酸っぱい物にはミネラルの吸収率を上げる効果があります。
それで、このクエン酸が入った食品をいくつか挙げると
お酢・ポン酢・柑橘類などです。
牡蠣と相性がよさそう！
と言うことは牡蠣のミネラルを多く吸収するには、鍋だとポン酢で食べたり。カキフライだとレモン汁をかけると良いですね！後は食後のデザートにみかんを食べると良いでしょう！
また柑橘類には鉄分の吸収率を上げるビタミンCが多く含まれているので貧血気味の方は柑橘類がおすすめです。
冬の牡蠣と言えばやっぱり牡蠣鍋！
また夏が旬のイワ牡蠣は中身を開いて焼いた後にレモンをかけてアツアツなものをいただくのも最高です！
是非、牡蠣を食べるときはミネラルを多く摂取できるように酸っぱい物と一緒に食べてください！
健康にいいだけでなく美味しくなります！
牡蠣を食べて男性は元気に、女性は貧血予防に！
