目の疲れにはピスタチオ!?ピスタチオの栄養や健康効果は?

近年ナッツの中でピスタチオを使ったお菓子などが販売されています。
そんな、ねっとりとして美味しいピスタチオですが目に良いというのはご存じでしょうか?
今回は目に良いピスタチオの栄養や健康効果を見ていきましょう!

ピスタチオ君
ピスタチオ君

ピスタチオって目に似ているけど、目に良いんだね!



ピスタチオのカロリー

ピーナッツ100gあたりの栄養は?

カロリー    615kcal
タンパク質  17.4g
脂質        51.6g
炭水化物    20.9g
食物繊維    9.2g


ピスタチオはナッツと言うことでカロリーが高いです。
間食は1日に200kcalまでが良いとされているので、ピスタチオは1日に32gまでが良いと思います。
もし、もっと多く食べたい場合は運動をすると良いでしょう!

小皿に載ったピスタチオ
1日32gがちょうどいいかも?

ピスタチオには不飽和脂肪酸と言う優先的に体の材料になる脂質が多く含まれ、不飽和脂肪酸の内リノール酸とオレイン酸と言う体に良い脂質も含まれています。
これらの脂質はコレステロールを安定させる働きがあり、血管の健康を保ってくれます。
ちなみにリノール酸は酸化しやすい脂質なので、開封したピスタチオは空気に触れないように保存すると良いでしょう。

ピスタチオ君
ピスタチオ君

酸化が進行しないように、買ったら早く食べるようにしてね!


ピスタチオのビタミン・ミネラル

・糖質からエネルギーを作る
・消化液の分泌を促進する
・皮膚や粘膜の健康を保つ
・糖質を栄養源として使っている脳神経系の伝達物質の合成
・乳酸の代謝を助ける

・脂質の代謝を助ける
・細胞の発育を助ける
・皮膚や粘膜の健康を保つ
・過酸化脂質を分解する

・アミノ酸代謝に関わる酵素の補酵素として使われる
・脂肪の代謝をよくする
・皮膚の抵抗力を上げる
・神経の働きを正常に保つ

・DNAの合成を助ける
・ビタミンB12と共に赤血球を作る
・胎児の先天性異常リスクの低減

・たんぱく質・脂質・炭水化物の代謝を助ける
・ストレスへの抵抗力をつける
・ビタミンCの作用を助ける
・自律神経の働きを維持する
・免疫力の強化
・善玉コレステロールを増やす

・出血した際、血液を固める
・フェロトーシス(酸化によって細胞が死んでしまうこと)を防ぐ

・余分な塩分を排出し血圧を下げる
・心臓、筋肉の活動を調節する
・神経細胞同士の情報伝達である神経伝達を発生させる

・骨や歯を発育・形成する
・筋肉を収縮させる
・神経の伝達に関わる
・さまざまな酵素を活性化させ、エネルギーを産生する
・体温や血圧を調節する

・骨や歯を発育・形成する
・筋肉を収縮させる
・神経の伝達に関わる
・さまざまな酵素を活性化させ、エネルギーを産生する
・体温や血圧を調節する

・骨と歯の形成に関わる
・細胞膜を形成する
・エネルギーになるリン酸化合物(ATP)の材料になる
・神経や筋肉の機能を正常に保つ
・体液のpHを調整する

・細胞の新生を促進
・体内でさまざまな酵素の構成成分になる
・インスリンの構成成分となる
・味覚・嗅覚を正常に保つ
・皮膚・骨格の発育を維持する

・体内のテストステロンの量を増やす

・体内にある多くの酵素の成分となる
・鉄の吸収とヘモグロビンの合成を助ける
・メラニン色素の生成をする
・抗酸化作用のある酵素を作る
・骨の形成を助ける

ピスタチオは栄養豊富なナッツですね。
とはいってもたくさん食べることはできないので、多く栄養を摂取することは難しいでしょう。

ピスタチオが入ったミックスナッツとドライフルーツ

ピスタチオの健康効果

ピスタチオの健康効果には以下の効果があります。


抗酸化作用

ピスタチオにはルテインとゼアキサンチンと言う色素成分が含まれています。
この成分には抗酸化作用があり、体の老化や生活習慣病の原因である活性酸素を除去してくれます。

元気な中年女性のイラスト
ルテインとゼアキサンチンで元気に!

ルテインは肌の中でも抗酸化作用は発揮してくれ、紫外線を浴びた際に生まれるシミやそばかすを防いでくれます。
またルテインとゼアキサンチンは目の中でも抗酸化作用を発揮してくれます。

ピスタチオ君
ピスタチオ君

体に良い脂質を抗酸化物質が守ってくれていいことづくし!


黄斑変性症の予防

黄斑変性症とは、網膜の中心部である黄斑部が長年の酸化ダメージによって変性し視力が低下する病気です。
この病気の症状には、物体の大きさや色彩などが違って見え、物が動いたり曲がったように見える、視野の中心に黒い点が現れる、最悪の場合失明状態になることもあります。

目の断面図のイラスト
目の断面図のイラスト

この病気の原因の一つに活性酸素が挙げられ、ルテインとゼアキサンチンの抗酸化作用が黄斑部で発揮すると、黄斑部変性を防ぐことが出来ます。


白内障の予防

白内障とはピントを調節する働きがある水晶体が白く濁ってしまい、物が見えにくくなってしまう病気です。
カメラのレンズに汚れが残って見えづらくなることが目の中で起こっているようなものです。

白内障の目のイラスト
白内障のイラスト


この病気の原因の一つに活性酸素が挙げられ、ルテインとゼアキサンチンで水晶体の活性酸素を除去すると、白内障の予防になります。
現在では白く濁った状態を元に戻すことが出来ないため、予防することが重要になってきます。


コントラスト感度を高める

コントラスト感度とは、物体の輪郭の図形の形や、小さな色の濃さや薄さの違いを判別する能力の事です。
ピスタチオに含まれているルテインが、黄斑部に蓄積するとコントラスト感度を高めてくれます。

もしコントラスト感度が低いと階段や段差の色の濃さの違いに気付かず転倒してしまう危険性が高まります。
なので自身の身を守るためにもルテインを摂取すると良いかもしれません。

転倒する高齢女性のイラスト

ちなみにルテインのサプリメントもあるので、ご検討してみてはいかがでしょうか?

ピスタチオ君
ピスタチオ君

本当に目に良いんだね、スマホをよく使う人はピスタチオを食べてね!


ピスタチオの健康効果を生かした食べ方

ピスタチオは高カロリーながらも、体に良い脂質・ビタミン・ミネラルが多く、目に良いルテインとゼアキサンチンが多く含まれています。
しかしカロリーが高いので食べる量には気を付けないといけません。

ピスタチオ君
ピスタチオ君

目に良くても食べすぎ注意!

カロリーが高くて手が出せないと感じる方は抹茶がおすすめです。
抹茶にはピスタチオと同じくルテインが豊富に含まれているので、カロリーを低く抑えて目に良い成分を多く摂取出来ます。
さらにはリラックス効果などもあり、抹茶の健康効果が気になる方は以下の記事をご覧ください!

抹茶の栄養や健康効果は?実は目に良い!?スマホの見すぎには抹茶!

是非ピスタチオを食べて目を労わってください!

ピスタチオを使ったスイーツ
スイーツも味わおう!

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