ブルーベリーは目に良いと有名ですね。そんなブルーベリーはなぜ目に良いのか知っている人は多くはないでしょう。
今回はそんなブルーベリーの栄養や目に良い効果を解説します。
是非材後までご覧になってブルーベリーを食事に取り入れてみてはどうでしょうか?
ブルーベリーは目に良いんですよ!
ピーナッツ100gあたりの栄養は?
カロリー 49kcal タンパク質 0.5g 脂質 0.1g 炭水化物 12.9g 食物繊維 3.3g
ブルーベリーは果物であってか低カロリーな食材です。
さらに食物繊維が多く、腸内環境を良くしてくれます。
おやつにブルーベリーはいかが?
・抗酸化作用がある
・赤血球の溶血防止
・生殖機能を正常に保つ
ブルーベリーに多いビタミン・ミネラルはビタミンEしかなく、それ以外の栄養は少ししか含まれていません。
栄養は多くないのですが、ブルーベリーには体に良い成分が多く含まれ健康効果も多くあります。
次はそんなブルーベリーの健康効果を見ていきましょう!
ブルーベリーの健康効果には以下の効果があります。
視覚機能を改善する
ブルーベリーにはアントシアニンと言う青紫から赤色の色素成分が含まれています。
このアントシアニンには目の疲れや老化による、しょぼつき・かすみ・ぼやけを予防・改善してくれる働きがあります。
目はロドプシンと言うタンパク質が光を受けると分解され、それが電気信号として脳に伝わることによって、物が見えることを認識します。そしてロドプシンを再合成してまたロドプシンが分解されるのを繰り返します。
しかし物を見すぎたり年を取るとロドプシンの再合成が遅れ、目のしょぼつき・かすみ・ぼやけが発生してしまいます。
そこでアントシアニンです。アントシアニンにはロドプシンの再合成を助けてくれるので、目のしょぼつきなどの症状を予防・改善してくれるのです。
アントシアニン以外にビタミンAも同じ効果があるのでビタミンAが多い、ニンジン・カボチャなども食べてください!
ちなみにアントシアニンは植物が紫外線から身を守るために作ったポリフェノールなんだよ!
抗酸化作用
アントシアニンには強力な抗酸化作用があり、目・肌・血管などで働きます。
肌で働くと紫外線を浴びた時に生まれる活性酸素を除去して、シミやそばかすの発生を防いでくれます。
そして血管で働くと動脈硬化予防にもなります。
さらにレスベラトロールやエラグ酸と言った強力な抗酸化性のあるポリフェノールも含まれているので、ブルーベリーは果物の中でも抗酸化作用が上位に位置しています。
ちなみにレスベラトロールが多い食品にはピーナッツ・アーモンド・ぶどう・リンゴの皮などがあります。
ポリフェノールは老化予防になるから、若々しくなりたい人は是非食べよう!
眼精疲労・目の病気予防
アントシアニンには抗酸化作用があると解説したのですが、目の中で抗酸化作用を発揮すると毛様体筋で発生した活性酸素を除去してくれます。
毛様体筋は水晶体の厚さを変える筋肉で物のピントを合わせてくれる働きがあります。
目の前に指を持ってきて指にピントを合わせると目がギューッとしたような感覚がするのですが、これは毛様体筋が収縮して働いているからです。
このように近くの物を見続けると活性酸素が生まれ毛様体筋が疲れてしまいます。
アントシアニンには毛様体筋で発生した活性酸素を除去してくれるので、眼精疲労に効くんですね。
また白内障・緑内障と言った目の病気も防いでくれます。
白内障とは目の水晶体が活性酸素や紫外線の酸化ダメージなどで濁ってしまう病気です。
と言うことはアントシアニンの活性酸素が働けば、白内障の予防になるということですね。
この白内障は歳をとると発症しやすい病気なのですが、若い頃の目の負担が積み重なることで発症してしまいます。
現在の若い方には今からアントシアニンを摂取して年を取った時に白内障を発症しないようにしていただきたいです。
緑内障とは視神経が活性酸素などで傷付き、眼圧が高くなってしまうことで視野や視力が低下してしまう病気です。
これもアントシアニンの抗酸化作用によって予防することが出来ます。
他の予防方法には喫煙しない・栄養をきちんと取る、紫外線を多く浴びないことが挙げられます。
スマホの見すぎにはブルーベリー!
腸内環境を良くする
ブルーベリーにはペクチンと言う食物繊維が含まれていて、ペクチンにはゲル状になって糖を包み込み血糖値の上昇を抑える働きがあります。
それだけでなく、善玉菌の餌となるため腸内環境を良くしてくれます
さらにはタンニンと言うポリフェノールが含まれています。
タンニンには腸を引き締める働きがあり、この効果によって腸の蠕動運動が活発になり、便の流れが良くなります。
また荒れてしまった腸の粘膜を保護してくれます。
花粉症の予防
花粉症は花粉によるアレルギーで、花粉が体内に入り込むと花粉が有害物質だと判断した体がヒスタミンを分泌して、鼻水や涙を出し、花粉を体の外へ追い出します。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、このヒスタミンの分泌を抑える働きがあり、花粉症を予防してくれます。
ブルーベリーのアントシアニンだけでなくポリフェノール全般に花粉症を予防してくれる働きがあるので、他の野菜や果物にも効果があります。
しかしブルーベリーにはポリフェノールが、ほとんどの野菜や果物よりも豊富に含まれているため、花粉症予防効果が強いと考えられます。
花粉症の季節にもブルーベリーだね!
ちなみにアントシアニンのサプリメントもあるので、ご検討してみてはいかがでしょうか?
ブルーベリーにはビタミン・ミネラルが少ない果物なのですが、アントシアニンやその他のポリフェノールが体に良い働きをしてくれます。
特に目に良い効果を多く発揮してくれるので、スマホを見すぎている現代人にはブルーベリーを食べることをお勧めします。
もしブルーベリーを食べる機会がない方はサプリメントを選ぶのいいかもしれません。
アントシアニンは青紫から赤色の色素であり、ブルーベリーのジャムやアイスが青紫色であればアントシアニンが含まれている証拠です。
なのでブルーベリーが使われている食品を食べるのもいいでしょう。
僕をパンに塗ってアントシアニンを摂取してね!