おからは豆乳を作った時に生まれる搾りかすです。
搾りかすと言うことで食物繊維が豊富に含まれていて女性に嬉しいですね!
そんなおからの栄養を見ていきながら、食べ過ぎるとどうなるかも解説していきます。
搾りかすだけど、凄い食品なんだよ!
おから100gあたりの栄養は?
- カロリー 111kcal
- タンパク質 6.1g
- 脂質 3.6g
- 炭水化物 13.8g
- 食物繊維 11.5g
おからは搾りかすと言うことで非常に食物繊維が豊富です。食物繊維は1日に約24g摂取するのが推進されているため、おから100gで4割以上摂取出来ます。
食物繊維の宝石箱やー!
豆乳に多いビタミン・ミネラルには、以下の物が多く含まれています。
・出血した際に血液を固める
・フェロトーシス(細胞の酸化によって細胞が死んでしまうこと)を防ぐ
・余分な塩分を排出し血圧を下げる
・心臓、筋肉の活動を調節する
・神経細胞同士の情報伝達である神経伝達を発生させる
・骨や歯を発育・形成する
・筋肉を収縮させる
・神経の伝達に関わる
・さまざまな酵素を活性化させ、エネルギーを産生する
・体温や血圧を調節する
・ヘモグロビンの材料になる(赤血球が酸素を運びやすくなる)
・ミオグロビンの材料になる(筋肉が赤血球から酸素を受け取りやすくなる)
・チトロームという酵素の成分になる(代謝などに必要な酵素を活性化させる)
・体内にある多くの酵素の成分となる
・鉄の吸収とヘモグロビンの合成を助ける
・メラニン色素の生成をする
・抗酸化作用のある酵素を作る
・骨の形成を助ける
・糖質や脂質の代謝を助ける
・痛風の原因になる痛風の代謝に関わる
・鉄分を利用し造血作用を促進する
おからはミネラルが多い大豆から作られているためミネラルが豊富に含まれています。
大豆の栄養を解説!健康効果だらけの畑の肉!大豆の記事も見てね!
おからの健康効果は以下のものが挙げられます。
- 暴飲暴食予防
- 便秘予防
- 腸内環境を良くする
- イソフラボンで肌がきれいになる
- 大豆レシチンで血管の病気を防ぐ
- 大豆サポニンで若々しくダイエット
では一つずつ見ていきましょう!
おからには豊富な食物繊維が含まれています。
そんな、おからの食物繊維は水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く占めています。
この食物繊維は水を吸うので、食べるとお腹の中で膨らみ、満腹感が増します。
その結果、食べ過ぎ予防になります!さらにおからは調理すると水で膨らむので食べるときのグラム当たりのカロリーが低くなります!
さらには大豆オリゴ糖も含まれています。
大豆オリゴ糖は善玉菌の餌となり腸内環境を良くする働きがあります。
そんな訳でお腹の調子を良くすることもできます。
食物繊維と大豆オリゴ糖で、お腹スッキリ!
イソフラボンはに女性ホルモンに近いエストロゲンに近い働きがあるので、イソフラボンには女性らしい体を作る働きがあります。
例えば?
・体内でコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す力を高めることで、肌に弾力や潤いを与えて保つことが出来ます。
イソフラボンにはその他の効果もあります。
女性は閉経をむかえると体内の女性ホルモンが減り体調が悪くなる、更年期障害になりやすいです。ですがイソフラボンが女性ホルモンに近い働きをすることで更年期障害を軽減してくれます。
女性には大豆食品がおすすめ!
ただしイソフラボンは摂取しすぎるとホルモンバランスが崩れて体調が悪く可能性があります。
じゃあ豆乳は危ないんじゃないかと思うかもしれませんが、豆乳のイソフラボンの量では体調が悪くなることは殆どないです。
しかしイソフラボンのサプリメントの場合は大量にイソフラボンを摂取できるので、サプリメントは摂取量を守って下さい。
レシチンには乳化と言う脂質を水と混ざるようにする性質があり、血液中のコレステロールを血液と混ざりやすくしてくれます。
コレステロールが血液中に混ざると固まって血栓が発生しにくくなります。なのでレシチンには血管が詰まる病気を予防してくれます。
そんなレシチンには2種類あり、大豆レシチンと卵黄レシチンです。
大豆レシチンは大豆に含まれているレシチンで、卵黄レシチンよりも血液中に長く留まる性質があります。
なので大豆レシチンは血液で働くことに特化しています。
逆に卵黄レシチンは脳の機能を高めてくれます。
血管の健康維持にもおから!
サポニンには強力な抗酸化作用があり、生活習慣病や老化を予防してくれま
そしてサポニンには種類があり、大豆に含まれているサポニンは大豆サポニンと言います。
大豆サポニンには吸収したブドウ糖を脂肪としてため込むことを防ぐ働きがあります。なので大豆サポニンはダイエットをしている人にお勧めな成分でもあります
食物繊維も多いから、ダイエットにはぴったりだね!
おからは食物繊維が豊富でいいこと尽くしかもしれませんが、食物繊維は取り過ぎると、お腹の中で膨らんで腸で詰まってしまう可能性があります。
なのでお腹が張ってきたと思ったら、おからの食べる量を減らした方がいいかもしれません。
食べ過ぎると、太ってないのにメタボのようなお腹になるから注意(管理人体験済み)
おからは食物繊維が多く暴飲暴食を防ぐことが出来るので、食事をするときは先におからを使った料理から食べるのをお勧めします。
先に食べるとお腹の中で膨らんで、次に食べる料理の量が減ります。
おからはミネラルが多いのですがビタミンが多くないので、野菜と調理して食べると良いでしょう。
例えば卯の花などですね。
そしておからにはおからを使ったお菓子を食べるのも良いです。
おからを使うことでカロリーを控えて食べ過ぎ予防になります。
お菓子をついつい食べてしまう人にはお勧めです。
大好きなお菓子がヘルシーになるなら、食べようかな!