微生物の発酵によって作られたプーアル茶、そんなプーアル茶にはダイエットをしている、人胃もたれしやすい人にとってお勧めなお茶です。
今回はそんなプーアル茶の栄養や健康効果を見ていきましょう!
僕を食べると胃もたれしやすい人は必見!
プーアル茶100mlあたりの栄養は?
カロリー 3kcal
タンパク質 0.3g
脂質 0g
炭水化物 0.3g
プーアル茶は殆どが水分であるため、カロリーはほぼゼロです。
プーアル茶には以下のビタミンが少し含まれています。
・脂質の代謝を助ける
・細胞の発育を助ける
・皮膚や粘膜の健康を保つ
・過酸化脂質を分解する
・体内でコラーゲンを作り出す
・抗酸化作用によって活性酸素から細胞を守る
・鉄分や銅の吸収を高める
・ニトロソアミン(発がん性物質)の生成を制御する
・メラニン色素の生成を抑制し、しみ・そばかすを予防する
プーアル茶に多いミネラルはありませんがプーアル茶には、体に良い効果があります。
次はそんなプーアル茶の健康効果を見ていきましょう!
ゆっくり見ていってね!
プーアル茶の健康効果には以下の効果があります。
- 胃もたれを防ぐ
- 脂質の吸収を制御する
- ダイエット効果
- 糖尿病予防
- 高血圧・動脈硬化予防
と、たくさんの効果があります。一つづつ見ていきましょう!
・胃もたれを防ぐ
プーアル茶は緑茶を微生物の発酵によって作られているのですが、微生物の発酵によってリパーゼと言う脂質を分解する酵素が生まれます。
この酵素のおかげで脂質の分解が良くなり、胃のなかに脂質が長時間溜まる胃もたれを防ぐことが出来ます。
年を取って脂っこいものが食べることが出来なくなった人は、プーアル茶を飲んでみてはどうでしょうか?
ただしリパーゼは熱に弱いため、プーアル茶を作るときはぐつぐつ煮出して作らない方がいいです。
昔の中国では肉を多く食べる遊牧民が中国のプーアル茶を購入していたんだ。
・脂質の吸収を制御する
プーアル茶には重合カテキンと言う、カテキン同士が結びついた成分が含まれています。
この重合カテキンには、胆汁が脂質を吸収しやすくするための乳化を防ぐ働きがあります。
乳化は本来混ざらない水と油が均一に混ざり合う現象で、乳化を行うことで脂質が吸収できるようになります。
この乳化を防ぐということで、脂っこいものを多く食べた時にプーアル茶がおすすめです。
・ダイエット効果
プーアル茶にはテアデノールという体内のアディポネクチンを増やす働きのある成分があります。
アディポネクチンは脂肪細胞から作ら分泌されるホルモンで、糖や脂肪の代謝に関わります。
なのでプーアル茶を飲んで体内のアディポネクチンを分泌させると 運動中の脂肪の燃焼が多くなります。
ちなみにアディポネクチンは食品から摂取することが出来ないため、アディポネクチンを増やすプーアル茶を飲むのが良いでしょう。
プーアル茶を飲む以外にアディポネクチンを増やすには、緑黄色野菜、海藻類、大豆食品、青魚を食べる必要があります。
体に良いもの食べるとアディポネクチンが増えるみたいだね!
・糖尿病予防
糖尿病は膵臓の疲弊によってインスリンの量が減ったり、質が悪くなることで常に血糖値が高い状態が続く病気です。
しかしアディポネクチンにはインスリンの働きを助けることでインスリンの質を高めてくれます。
そんな訳で、プーアル茶には糖尿病を予防する効果があります。
・高血圧・動脈硬化予防
アディポネクチンには高血圧、動脈硬化がありますが、なぜなのかは分かっていません。
実はアディポネクチンは1996年に発見された成分であり、まだまだ分かっていないことが多くあります。
もしかすると、アディポネクチンの凄い効果がドンドン発見されるかもしれないので、それを見越してプーアル茶やその他の食品を食べると良いでしょう!
ちなみに20代の女性よりも100歳の女性のアディポネクチンの量が2倍もあることから、アディポネクチンは『長寿ホルモン』とも呼ばれています。長生きしたい人にもいい成分ですね!
これからの研究に期待だね!
そしてプーアル茶にはカフェインが含まれていますが、緑茶・ほうじ茶が100mlで20㎎のカフェインに対し、プーアル茶は15㎎と少し少ないです。
カフェインが気になる人はプーアル茶を選ぶと良いでしょう。
プーアル茶には脂質の分解を促進して、吸収を抑える働きがあるので、脂っこい食事をした際にプーアル茶はお勧めです。
さらにダイエット効果もあるので、カロリーが気になる方にもいいですね!
さらに糖尿病予防になることから、プーアル茶は太り気味な人に勧めたいです。
是非プーアル茶を飲んで、ダイエットに生かしてはいかがでしょうか?
僕を食べながら、ダイエットに体にもいいプーアル茶を飲んでね!