お酒を飲んだ時にはどういった対策をしているでしょうか?様々な対策がありますが、ブナシメジの味噌汁をお勧めします。なぜおすすめなのか、今回はブナシメジの栄養を見ていこうと思います!
僕に良いブナシメジだなんて、早く食べて欲しいな…
ブナシメジはハラタケ目シメジ科シロタモギタケ属に属するキノコで、主にブナの倒木や、枯れ木などに生えています。ほとんどのブナシメジは栽培されているもので、そのため価格が低くなっています。
ブナシメジは他のキノコと比べると歯切れがよく、風味も味もクセがないので、和・洋・中華などの様々な料理に使うことが出来ます。ちなみに天然のブナシメジは大きく、しっかりした肉質で風味がよいです。
ブナピーは2002年にホクト株式会社が品種改良によって生み出したキノコです。ブナピーの特徴は白いだけでなく、プルンとした歯ごたえとツルンとしたのど越しがあり、キノコ特有の苦みがない代わりに甘みがあります。
真っ白で綺麗なキノコだね。料理に加えたら見栄えが変わりそう!
肝臓に良いオルニチンがいっぱい!
ブナシメジ100gあたりのカロリーは、18kcalで、タンパク質は2.7g、脂質は0.6g、炭水化物は5g、食物繊維は3.7gです。
ブナシメジはキノコであるため、低カロリー・高食物繊維ですね。特に食物繊維は水に溶けにくい不溶性食物繊維が多いです。不溶性食物繊維は繊維質な食物繊維であり、よく噛まないと飲み込むことが出来ないです。なので暴飲暴食を防ぐことが出来ます。
食べすぎ予防は僕のためにもいい効果だね…
ブナシメジに多いビタミン・ミネラルには、
・免疫力を高めるビタミンD
・糖質からエネルギーを作り出すビタミンB1
・脂質からエネルギーを作り出すビタミンB2
・アルコールを分解するナイアシン
・タンパク質・脂質・炭水化物の代謝を助けるビオチン
・余分な塩分を排出し血圧を下げるカリウム
・糖質や脂質の代謝を助けるモリブデンが多く含まれています。
栄養がいっぱいだなんて以外…
オルニチンはアミノ酸の一種で、血液中や細胞に蓄えられ特別な効果を発揮するため遊離アミノ酸とも呼ばれています。オルニチンの主な働きに肝臓の働きを高めたり疲労を回復したりなどの効果があります。オルニチンを摂取すると肝臓の解毒機能が高まり、そのおかげでアルコールの分解が促進されます。
さらにはアンモニアを代謝する尿素回路の働きも高めてくれます。アンモニアはタンパク質を代謝したときに発生する老廃物で、体に有害です。オルニチンはそんなアンモニアをいったん無害な尿素に変えて体の外へ排出してくるのを助けてくれます。
そんな体にいいオルニチンですがシジミにも含まれています。シジミのオルニチンは100gあたり10から15㎎です。それでブナシメジのオルニチンの量は100gあたり140㎎であり、シジミの約10倍以上もあります。オルニチンの推進摂取量は1日で400㎎です。ブナシメジを285gも食べないといけない量なのですが、ほとんどの食品にオルニチンは含まれているので、ブナシメジを食事に取り入れるようにすれば問題はないと思います。
ちなみにシジミにはタウリン・アラニン・メチオニン・グルタミンと言った肝機能を高めたりアルコールの分解を促進する成分が含まれています。しかしオルニチンは多くないのでブナシメジとシジミを味噌汁にすれば、肝臓に良い料理になるでしょう。ちなみに味噌には肝機能を高めるレシチンが含まれています。お酒を飲むときはブナシメジ・シジミ・味噌の3食品で肝臓を労わってください!
皆も僕のためにブナシメジを食べて欲しいな…
お酒を飲むときに食べよう!
ブナシメジはカサが開き過ぎてなく、太く弾力があり株が密集している物が良いブナシメジです。古くなると柔らかくなりシワが出来てしまいます。
保存するときは乾燥しないように袋に入れて、冷蔵庫に入れると3から4日持ちます。
ブナシメジは低カロリーで暴飲暴食を防ぎ、オルニチンで肝臓を労わってくれます。なのでお酒を飲んで食欲が湧いてしまうときにブナシメジを食べると良いと思います。ブナシメジは様々な料理と相性がいいので、お酒と相性がいい料理にブナシメジを加えるのも良いですが、一番いいのはブナシメジとシジミが入った味噌汁です。他にはダイエットのためにブナシメジを料理に少し加えるのもいいと思います。どんな料理にも合うので飽きずに続けることが出来るでしょう。
今日の記事を見て元気が出てきたぞおおおおお!
皆さんもお酒を飲むときにブナシメジの味噌汁を飲んでみてはどうでしょうか?