お茶と言えば何を思い浮かべるでしょうか?やっぱり緑茶でしょうか?
緑茶は日本の伝統的な飲料で、体に良いとよく言われています。
今回はそんな体に良いとされている緑茶の栄養や健康効果を見ていきましょう!
緑茶はいっぱい体に良いことがあるんじゃよ!
緑茶100mlあたりの栄養は?
カロリー 2kcal
タンパク質 0.2g
脂質 0g
炭水化物 0.2g
緑茶は殆どが水分であるためカロリーは殆どないです。
緑茶には以下のビタミン・ミネラルが少し含まれています。
・DNAの合成を助ける
・ビタミンB12と共に赤血球を作る
・胎児の先天性異常リスクの低減
・体内でコラーゲンを作り出す
・抗酸化作用によって活性酸素から細胞を守る
・鉄分や銅の吸収を高める
・ニトロソアミン(発がん性物質)の生成を制御する
・メラニン色素の生成を抑制し、しみ・そばかすを予防する
・体内の過酸化脂質を分解する
・活性酸素を除去する酵素の構成成分になる
・甲状腺ホルモンを活性化する酵素の構成成分になる
・有害物質を無毒化する
緑茶の健康効果には以下の効果があります。
- 抗酸化作用
- コレステロール値を下げる
- 糖尿病予防
- 抗菌作用
- 利尿作用
- リラックス効果
と、たくさんの効果があります。一つづつ見ていきましょう!
ここからが本番じゃ
・抗酸化作用
緑茶にはカテキンと言う渋みを感じるポリフェノールが含まれています。
カテキンはポリフェノールであるため抗酸化作用があります。
なので緑茶には老化予防・生活習慣病予防に効果があります!
・コレステロール値を下げる
カテキンにはコレステロールから作られる胆汁酸を排出する働きがあります。
胆汁酸は胆のうから作られる胆汁に含まれているもので、脂質を乳化させることで脂質の吸収しやすくしてくれます。
胆汁酸は通常腸で吸収されまた再利用されるのですが、カテキンが胆汁酸を排出させ、再利用させないようにした結果、コレステロール値が下がります。
・糖尿病予防
カテキンには唾液や膵液に含まれている分解酵素の働きを抑えて、ブドウ糖の吸収をゆっくりにしてくれます。
そのおかげで膵臓を一生懸命働かさなくても済み、膵臓の疲弊による糖尿病を予防してくれます。
・抗菌作用
カテキンには抗菌作用があり、ピロリ菌を不活性化したり、ウイルスなどの感染症を予防する働きもあります。
また虫歯予防にもなり、緑茶でうがいをしたり、口を漱ぐだけでも効果があります。
・利尿作用
緑茶に含まれているカフェインが腎血管が拡張する、尿細管で水分の再吸収を抑制することによって、余分な水分や老廃物が排出されやすくなります。
この働きのおかげで、むくみの改善につながります。
・リラックス効果
緑茶にはカフェインの他にテアニンと言う爽やかな旨みと甘みを引き出す成分がリラックス効果を発揮してくれます。
そんなため、緊張している時やイライラしている時は緑茶でリラックスすると良いでしょう。
ただし、テアニンは碾茶や抹茶などの日光をあまり浴びずに作られた茶葉に多いので、リラックス効果を発揮したいなら、碾茶・抹茶を飲むと良いでしょう。
緑茶は万病予防薬じゃ!
緑茶は非常に効果が多く、血糖値の上昇を抑えてくれるので、効果を発揮するなら食事中に飲むと良いでしょう。
特に食後に飲めば、虫歯予防にもなります。
しかし利尿作用があるので、夜に飲むとトイレが近くなる可能性があります。
なので夜に飲むのは控えると良いでしょう。
ちなみに健康寿命が日本で上位に位置している静岡県では日常的に緑茶を飲む人が多いです。
皆さんも緑茶を飲んで、生涯健康を目指してはどうでしょうか?
緑茶は手軽に手に入るから、みんなも飲んで欲しいのう!