苦くて脂っこいものと相性が良いウーロン茶、そんなウーロン茶はダイエットに良い効果があります。
CMでウーロン茶飲料が健康にいいと宣伝されています。今回はそんなウーロン茶の栄養や健康効果を見ていきましょう。
ウーロン茶を飲んで私みたいな、くびれを手に入れてね!
ウーロン茶100mlあたりの栄養は?
カロリー 0kcal
タンパク質 0g
脂質 0g
炭水化物 0.2g
ウーロン茶は殆どが水分であるため、カロリーはほぼゼロです。
ウーロン茶には以下のビタミン・ミネラルが少し含まれています。
・脂質の代謝を助ける
・細胞の発育を助ける
・皮膚や粘膜の健康を保つ
・過酸化脂質を分解する
・体内にある多くの酵素の成分となる
・鉄の吸収とヘモグロビンの合成を助ける
・メラニン色素の生成をする
・抗酸化作用のある酵素を作る
・骨の形成を助ける
ウーロン茶の健康効果には以下の効果があります。
- 覚醒作用
- 筋肉や心臓を一時的に強くする
- 脂質の吸収を阻害する
- 脂肪をエネルギーに変えやすくする
- 抗酸化作用
- 虫歯予防
と、たくさんの効果があります。一つづつ見ていきましょう!
効果がたくさん!もちろんダイエットに良い効果も!
・覚醒作用
ウーロン茶にはカフェインが含まれていて、カフェインには神経を落ち着かせるアデノシンの働きを弱め、中枢神経を覚醒させることで覚醒作用を発揮してくれます。
カフェインが多い飲料飲むと目覚めるのはこのためです。
しかし疲労が無くなり元気になったのではなく、一時的に元気になったように感じるだけなので、カフェインを摂取して活動した際は必ず睡眠で疲労を回復してください。
そしてカフェインの1日の摂取量は400㎎であり、ウーロン茶換算で2リットルぐらいです。
コーヒーやチョコレートでもカフェインを摂取する場合もあるので、ウーロン茶は1日1リットルを目安に飲むと良いでしょう!
・心臓や筋肉を一時的に強くする
カフェインには筋肉や心臓を一時的に強くしてくれる働きがあり、カフェインを摂取して1時間後に現れ、2から3時間後に効果が半分に減少していきます。
そんなためアスリートの中にはカフェインを摂取してトレーニングの質や試合のパフォーマンスを上げる人が多いです。
そんな訳でカフェインを含む食品を摂取すると長く運動できるのでダイエットにもちょうどいいでしょう。
・脂質の吸収を阻害する
ウーロン茶は緑茶の茶葉を酸化発酵させて作られたお茶なのですが、酸化発酵によって緑茶のカテキンがウーロン茶ポリフェノールと言う成分に変化しています。
このウーロン茶ポリフェノールには、脂質を分解して吸収しやすくするリパーゼと言う酵素の働きを阻害します。
そのおかげで、脂質の吸収が減りコレステロール値を下げたり、カロリー過多の食事を減らすことが出来ます。
どれくらい吸収を減らすことが出来るかと言うと、サントリーのデータでは、3日間の食事の脂質の排出量が10gなのに対し、黒ウーロン茶を飲んだ場合の脂質の排出量が20gに増えたことが分かっています。
つまり黒ウーロン茶を飲むと1回の食事で約1.1gの脂質の吸収を抑えることが出来ます。
1回だと少ないと感じますが、これを1か月間続けると約100g(900kcal)もの脂質の吸収を抑えることが出来ます。
ちなみに黒ウーロン茶は通常のウーロン茶よりも色が濃いウーロン茶のことで、ウーロン茶ポリフェノールが多く含まれています。
効果をさらに得たいなら黒ウーロン茶!
・脂肪をエネルギーに変えやすくする
人間の体にはミトコンドリアと言う脂肪と酸素でエネルギーを作り出す器官があります。
それでウーロン茶ポリフェノールにはミトコンドリアの酸素呼吸を活性化させる働きがあり、脂肪をエネルギーに変えやすくしてくれます。
またこの効果により持久力も上がるので、長時間の運動もできダイエットにも効果的です。
運動で脂肪をファイヤー!
・抗酸化作用
ウーロン茶ポリフェノールはポリフェノールであるため抗酸化作用があります。
体を傷つける活性酸素を除去できるので、老化や生活習慣病を予防してくれます。
・虫歯予防
ウーロン茶ポリフェノールには、虫歯の原因となる歯垢が歯茎と歯の間に沈着することを抑制する働きがあります。
なので食事中に飲んで、歯を磨いて虫歯を予防をしましょう!
ウーロン茶は、カフェインとウーロン茶ポリフェノールの効果によって、脂質の吸収を抑え、長時間運動を出来るようにしてくれます。なのでダイエットにウーロン茶はお勧めです。
特に脂質の吸収を抑えてくれるので、食事中に飲むのがおすすめです。
特に黒ウーロン茶は苦くて、脂っぽくなった口の中をリセットしてくれます。
栄養的にも美味しさ的にもウーロン茶はお勧めです!
好きなお肉も食べて無理しないでね!