皆さんはお菓子を食べるときは何を飲みますでしょうか？紅茶と答える人もいるかと思います。
紅茶はお菓子と美味しさの相性がいいだけでなく、栄養的にも相性がいいです。
今回はそんな紅茶の栄養や健康効果を見ていきましょう！
僕のブーム終わったけど、たまには紅茶と一緒に食べてね！
紅茶100mlあたりの栄養は？
カロリー 1kcal
タンパク質 0.1ｇ
脂質 0ｇ
炭水化物 0.1ｇ
紅茶は殆どが水分であるため、カロリーはほぼゼロです。
コーラやジュースばかり飲んでる人は紅茶を飲んでみてね！
紅茶には以下のビタミン・ミネラルが少し含まれています。
・出血した際、血液を固める
・フェロトーシス（酸化による細胞死）を防ぐ
・体内にある多くの酵素の成分となる
・鉄の吸収とヘモグロビンの合成を助ける
・メラニン色素の生成をする
・抗酸化作用のある酵素を作る
・骨の形成を助ける
紅茶の健康効果には以下の効果があります。
- 体を温める
- インフルエンザ予防
- 血糖値の上昇を抑える
- 集中力を上げる・リラックス効果
- がん予防
- 肌の糖化を防ぐ
と、たくさんの効果があります。一つづつ見ていきましょう！
こんなにも効果がいっぱい！
・体を温める
紅茶は緑茶を酸素で完全発酵させたお茶で、この発酵によって緑茶のカテキンがテアフラビンと言う成分に変化しています。
テアフラビンの効果には血流を良くして手足の先まで体を温めてくれる効果があります。
寒い時期には紅茶手足の先まで温まると良いでしょう。
・インフルエンザ予防
テアフラビンにはインフルエンザの感染力を下げる働きがあります。
インフルエンザウイルスにはスパイクと言う突起物でのどや鼻の粘膜にくっつきます。しかしテアフラビンにはこのスパイクにくっつき、インフルエンザウイルスが粘膜にくっつかないようにしてくれます。
このおかげでインフルエンザから守ってくれるんですね。
紅茶は飲むだけでなくうがいするだけでも効果があるので、冬の乾燥した時期になると紅茶を飲んだりうがいすると良いでしょう。
しかしテアフラビンは牛乳のたんぱく質にくっつく性質があるので、ミルクティーだとインフルエンザ予防に効果がありません。なのでインフルエンザ予防のためにはストレートで飲むと良いでしょう。
・血糖値の上昇を抑える
紅茶に含まれているポリフェノールの中には糖を分解する酵素の働きを阻害し、ブドウ糖の吸収をゆっくりにしてくれます。
そういった訳で、紅茶は血糖値の上がりやすいお菓子との相性がいいです。
また脂質の吸収も抑えるので、脂っこい料理に飲のも良いでしょう。
お菓子大好きな人には朗報！でも食べすぎないようにね！
・集中力を上げる・リラックス効果
紅茶にはテアニンとカフェインが含まれていて、この成分が集中力を上げるだけでなく、リラックスしてくれる効果もあります。
なので仕事や勉強の休憩中に紅茶を飲んで休んで欲しいです。
ちなみに抹茶にもこの二つの成分が多いので、抹茶が好きな人は抹茶がおすすめです。
・がん予防
がんは増殖した後、血液中を移動して別の組織へと転移し、また増殖します。
しかし紅茶に含まれているポリフェノールには、がんが血管の内側に付着することを防いでくれます。
ただし、これは動物実験なので、人間にあてはまるものではありませんが、紅茶は他に体に良い効果があるので、飲んでいただきたいです。
・肌の糖化を防ぐ
糖化とはタンパク質と糖が反応して変性・劣化して老化物質を作り出す反応です。
特に糖質を多く摂取する食生活をすると体が糖化し、老化が早く進みます。
しかし紅茶の血糖値を上昇しにくくする働きと、紅茶はコラーゲンと糖との糖化を防いでくれる効果によって、肌の糖化を防いでくれます。
お菓子大好きだけどお肌を綺麗にしたい女性には紅茶はぴったりな飲み物ですね！
お肌にもいいなんて意外！アフタヌーンは紅茶！
紅茶にはタンニンと言う渋みのポリフェノールが含まれています。
このポリフェノールは鉄分の吸収を阻害する働きがあり、貧血を引き起こしてしまう可能性があります。
しかし、鉄分は吸収率を上げる方法があり、それはビタミンＣやクエン酸を含む食品を食べることです。
例えば、みかん、キウイなどの甘酸っぱい果物ですね。
みかんの栄養や健康効果はどうなの？ビタミンCをリサイクルして綺麗になる！？
そんなタンニンはポリフェノールであるため抗酸化作用があります。
また便秘予防・シミやそばかすを防ぐ作用もあります。是非紅茶のデメリットを小さくしてメリットの恩恵を受けて欲しいです！
タンニンの効果も追加して体に良い！
紅茶には血糖値の上昇をゆっくりにして肌の糖化を防いでくれるので、お菓子と一緒に食べて欲しいです。
また脂質の吸収も抑えてくれるので、食事中に飲むのもいいでしょう。
さらには集中力を上げる・リラックス効果があるので、仕事や勉強の休憩に飲むのもいいでしょう。
紅茶は様々なところで効果を発揮してくれるので、是非日常的に飲んでください！
皆も紅茶を飲んで、おやつを楽しんでね！
