シャリシャリとみずみずしい梨、梨は古くから咳止めとして使われたり、お腹に優しく、体に良い効果がいっぱいあります。
今回はそんな梨の栄養や健康効果についてみていきましょう!
リンゴみたいだけどリンゴじゃないよ!
小豆100gあたりの栄養は?
カロリー 43kcal タンパク質 0.3g 脂質 0.1g 炭水化物 11.3g 食物繊維 0.9g
水分が多いから、そんなにカロリーが多くないね!
梨のビタミンはあまり含まれてなく、ミネラルはカリウムが多く含まれています。
そして梨の約88%が水分でできていて、尿の出を良くしてくれます。
・余分な塩分を排出し血圧を下げる
・心臓、筋肉の活動を調節する
・神経細胞同士の情報伝達である神経伝達を発生させる
ビタミン・ミネラルは少ないけどそれ以外の効果があるよ!
梨の健康効果には以下の効果があります。
- 咳止め・解熱効果
- タンパク質の消化促進
- 下痢予防
- シミ・そばかすの発生を防ぐ
- 抗酸化作用
・咳止め・解熱効果
梨にはソルビトールと言う甘く清涼感のある糖アルコールが含まれています。
ソルビトールには咳止めや解熱効果があるとされ、古代の中国北部では咽頭炎や気管支炎の予防に梨を利用していました。
・タンパク質の消化促進
梨にはプロテアーゼと言うタンパク質分解酵素が含まれています。
この酵素のおかげで肉の消化が良くなり、胃もたれの予防やタンパク質の吸収率が上がります。
食後のデザートは梨だね!
・下痢予防
梨にはタンニンと言うポリフェノールが含まれていて、タンニンにはタンパク質を変性させることで、体の組織や血管を縮める収れん作用があります。
この収れん作用によって腸が刺激され引き締められると、下痢予防などの効果が発揮されます。
・シミ・そばかすの発生を防ぐ
タンニンにはメラニン色素を生成する細胞の増殖を制御する働きがあります。
この働きによって皮膚保護作用、そしてシミやそばかすの発生を防いでくれます。
お肌にもいいので女性も梨を食べても良いですね!
・抗酸化作用
タンニンはポリフェノールであり強力な抗酸化作用があります。
体を傷つける活性酸素を除去することで、生活習慣病や老化を予防することが出来ます。
梨には健康効果がいっぱい!
梨はビタミン・ミネラルが少ないのですが、そのほかの健康効果があります。
健康効果を生かすには乾燥する冬に食べて喉の調子を良くしたり、食後のデザートに梨を食べて肉類の消化を良くすると良いでしょう。
ただし梨を加熱すると消化酵素であるプロテアーゼの効果が無くなってしまいます。なので梨は生のまま食べるのがおすすめです。
そして便秘気味・美肌・若々しくいたい人にも梨を食べていただきたいです。
しかも美味しいから、食べるしかないね!